シンゴジラを叔父さんと観に行った思い出

こんにちは僕です。

最近休みが終わる度に本気で死にたいと思います。

今年も早いもので残すところ4ヶ月を切りましたね。

ちょっと前に残り半年と思いましたが9月半ばですもんね。

働き始めると毎日が同じことの繰り返しになり、一日一日が何の思い出もなく過ぎる為に、ふと思い出した時に「あの時あんな事こんな事あったなぁ。」みたいなのが減ってくると思うんです。

だから、あっという間に感じるんだろうなと思います。

特に友達もおらず休日までをも毎回同じように過ごす僕みたいなのは本当に時の流れが早く感じます。

他の人がどのくらいのペースに感じているかわかりませんが。

僕はついこの間高校を卒業したように思います。

でも正直不安です。

高校を卒業してから一瞬で時が過ぎたように感じても実際には4年と半年経つわけです。

しかし、成長を自分で全く感じられません。

出会いの場面も減りましたし、より一層引きこもりがちになっています。

このまま一瞬で時が過ぎ30歳40歳になり、婚期も逃して両親も他界し、本当にひとりぼっちになってしまうのでは無いかと。

子供の頃の思い出は語りきれないほど沢山ありますが大人になってからの思い出と言えばそれ程ありません。

ほんとにただただ時が過ぎ歳をとっていくだけです。

しかし大人になってからの思い出と言えば、唯一これだけは死ぬまで覚えているだろうという思い出があります。

それは叔父さんとシンゴジラを観に行った事です。

当時ニートだった僕はお盆の予定など当然無く、それを察してか叔父さんが映画に誘ってくれました。

 当時は久々にゴジラシリーズが新作を製作し「シンゴジラ」が公開されたと言う事でとても賑わっていました。

最早ゴジラしか選択肢がないだろと言うくらい異常にシンゴジラが好評で、その勢いはテレビや新聞なんかでも取り上げられるくらいでした。

もちろん叔父さんもシンゴジラ観るべーと誘ってきました。

次の日朝早く叔父さんが迎えに来ました。

映画館に行くまでは他愛のない会話をしました。

仕事見つかったか?彼女いないのか?とか。

叔父さんの運転で映画館に着くと先ず駐車場が車でいっぱいでした。

館内に入ると想像を絶する人の群れ。

彼の有名なムスカさんの言葉をお借りすると人がごみのようでした。

お盆に加え空前のシンゴジラブームに乗り遅れまいという連中が多かったんだと思います。

あとは当時県内初4Dと言う映像に合わせ座席が動いたり霧が吹き飛んだり確か臭いがしたりするシステムが導入されたので一度体験したいと言う人が多かったと思います。

しかし券売機でシンゴジラを見てみると意外にも一般は満席でしたが4Dは値段が高いからか少し余裕があり叔父さんはせっかくだから4Dで観るべ!と券を買ってくれドリンクポップコーンソーセージが挟まったパンを両手に入室しました。

スロープを上がっていくとバッと広がる会場。

上映20分近く前だったのにも関わらず既に満席状態で、皆が何も映し出されていないスクリーンを見つめ今か今かと上映が始まるのを待ちわびている様子でした。

ふとスーツを着ている人が目に付きそんなに改める場面じゃ無いだろと思いました。

ゴジラの帽子かマスクか知らないがゴジラの被り物をした人もいました。

いやそれ都会でやるやつ!とも思いましたが田舎でもそれくらいの盛り上がりを見せるほどに皆が期待しているようでした。

映画が始まると開始早々にゴジラの幼虫が姿を表しました。

モンスターのデザインはエヴァンゲリオンで有名な庵野さんとか言う人デザインらしくエヴァンゲリオンを同様気持ち悪い見た目で会場が沸きました。

怪獣の幼虫がいたらあんな感じなんだろうな。

幼虫が街を這うと街が崩れていく映像に合わせ座席ががったんがったんと揺れたり霧が飛んできました。

すると観客皆が小声でうぉぉ!!と言っていました。

僕と叔父さんも顔を見合わせ小声ですげー!と言いました。

これは2倍楽しい。

一般で見ている奴は損していると思いました。

今ググッたらモンスターデザインは庵野じゃ無いみたいです。

でも気持ち悪いですよねあのデザイン。

監督が庵野さんみたいです。

勘違いしていました。

しかし内容が進むにつれ一つの疑問が生まれました。

あれ、この映画なんか会議シーン長くない?

4Dのシステムも会議シーンで机を叩いた時にバッコンと揺れたり怒鳴ったシーンで霧が吹きかけてきたり困っている様子を見せ始めました。

僕は何となくスマホの電源いれると上映開始1時間経過している事に驚きました。

そしてその後も会議シーンが続きあっけなく終わってしまいました。

ゴジラも不完全燃焼だったのでは無いでしょうか?

室内に明かりがつくと館内に響き渡る拍手。

え、え、えぇぇぇぇぇぇぇえ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

いやそんな絶賛するほど面白かったか!?むしろつまらなかっただろ??しかも評価が高かった分落差ありすぎて余計に糞感すごっかたろ?????

僕は一人取り残された気分でした。

しかし今思い返してみれば皆糞と思っていたともいます。

きっと田舎もんだから都会の大きい映画館に憧れてスタンディングオベーションをしたかっただけなんでしょうね。

まぁ叔父さんも釣られて拍手してたんで僕も結局合わせてスタオベしたんですけどね。

きっと周りも僕みたいな人ばかりだったと思います。

叔父さんはいやー面白かったなと面白く無さそうに言っていました。

僕も面白く無かったけどうん面白かったねーと合わせました。

その後隣接された建物で昼食を食べました。

席に付きお冷が届く前には既にシンゴジラの感想は出尽くしていました。

僕はただただ面白かったの一言しか思い浮かびませんでした。

叔父さんも迫力がーとか浅い部分でしか語ることが出来ていませんでした。

当時2chとかでもシンゴジラ関連スレが乱立していましたが皆浅い部分でし語れてないんですよね。

まぁそもそもこの映画に深い部分なんて一切ないと思う。

もしかしたら高学歴や政府関連の仕事をしている人から見れば、あそこはあーだ!あそこはこーするべきだ!あの対応は良かった!など別映画のように見えたのでしょうが、叔父さんと僕は生憎高卒なのでそこまで高度な考えで観ることが出来きませんでした。

ただヤフー映画的な奴のサイトで高評価をつけている奴の感想がまぁ浅い。

たぶんああいう人は観た映画全てに☆5をつけてるんじゃないですかね。

一部では災害映画として観るべきとあったがそんなの求めてねんだよ糞が!と唾を吐きかけてやりたいですね。

帰りの車内では映画の話はしなくなっていました。

もしかしたら叔父さんは本気で面白いと思ったのかも知れませんが何度も言いますが僕は正直つまらなかったです。

面白要素が皆無でした。

その後叔父さん家に少し寄り叔母さんを交えて映画の話をしました。

叔母さんは映画どうだった?と聞くと叔父さんがいやー面白かったよな?と同意を求めてきたので話を合わせてうんうんと言っていました。

僕にはその時の叔父さんが僕に同意を求める事でシンゴジラは面白かったハズレでは無かったと自己暗示をかけているようにしか見えませんでした。

その必死な様がとても面白くもあり何だか俺なんかの為に有り難いなと思いました。

でも叔父さんも本当は絶対につまらないと思っているはずです。

叔父さんの感想は迫力があった緊迫した席が揺れて霧が出たとかそんな感想ばかりでした。

でもシンゴジラでそんなに迫力があったシーンは本当に最初だけです。

緊迫した場面もありません。

会議シーンなんてこっちからしたらなんのこっちゃ?って話ですから。

それにゴジラがあまり映らないので主人公がイマイチどういった状況に置かれているかも伝わらず緊張感のかけらもありませんでした。

4Dも糞でした。

システムは大変良かったですが会議シーンで揺れたり霧吹きかけられたり

こっちとしてはえ、こんな場面で霧が?これじゃつばが飛んできたみたい!?こんな場面で座席が揺れる?僕らは机にいる小人か!?と思ったり。

しかし4Dは悪くありません。

むしろ被害者です。

シンゴジラの内容が糞だったんです。

以上の事から叔父さんは心から楽しんでいる訳がありません。

馬鹿にする意味での面白かったと言う感想ならわかりますが純粋な意味で面白いとはとても言えない内容でした。

しかし今年のお盆に叔父さんがシンゴジラのDVD持ってきててびっくりしました

また見たいと思うほど純粋に面白いと思ってたんだと。

それとも今でも現実を受け入れられずに自分と戦っているのかな?

これが唯一の大人になってからの思い出です。

色々と書きましたが感性なんて人それぞれなんで意見が分かれて当然ですよね。

まぁシンゴジラを一言で表すなら‘‘僕の人生‘‘ですね 。

終わり